2020年4月29日水曜日

喜多方ラーメン「源来軒」

自分は、元祖とか本家とかルーツ的な店が好きです。
喜多方ラーメンの元祖は今回、訪問した「源来軒(げんらいけん)」です。
「老麺会」のHPに次の様に紹介されています。
「まず喜多方ラーメンのルーツです。『木偶の坊』によると、第一はJR喜多方駅近くにある源来軒(げんらいけん)の藩欽星(ばん・きんせい)さん。
中国浙江省の生まれで両親と死別したため大正14年に19歳で日本で働こうと長崎に来て、東京・横浜で土木作業員をし、昭和2年に喜多方のすぐ北にある加納鉱山(銅山です)で働いていた叔父を頼ってきたそうです。
ところが叔父も仕事を世話できず、相談した結果、中華麺を打って屋台で売り歩いて生計をたてることにしたのだそうです。この時、中華麺を思い出して見よう見まねで作ったのが「平ったくて、太い麺で、縮れ麺」「喜多方ラーメン、即ち、『手打ち支那そば』のルーツといってもいい」ものだったと富山さんは書いています。
藩さんは「延ばし加減と太さは、一番口当たりのよい太さを考えてのこと」で、「縮れは、つゆをうまく絡み合う具合を工夫して、つゆとラーメンがほどよい絡みによってうまいラーメンを食べてもらうことにあったのです」「打ち方が、竹棒を股に挟んで体重をかけて延ばしたので、平ったくなってしまった。それを切るので太くなってしまった」などの説明をしたということです。
私も、縮れ麺の特徴は、麺をズズーっとすするとスープも一緒に口に入ってくるので美味しく感じるのだと思っていたので、

ともかく元祖の店に到着です。
店の至る所に元祖を誇示するアイテムが。
メニューは食堂メニューで「ご飯類」と「麺類」に分かれていて豊富である。
元祖の味を試さなくてはならないので、「ラーメン」と「ねぎラーメン」を頼む事に。 
 とても素朴な味わいでした。




源来軒
〒966-0849 福島県喜多方市一本木上7745