先日、茨城県古河市にある「本格手打ちラーメン 藤屋」に訪問しました。テレビ番組「オモウマい店」でも紹介されたからです。
この店は、佐野ラーメンの源流を受け継ぐ老舗で、80歳を超える佐野ラーメンの職人が作る手打ち麺と、鶏ガラと昆布、豚ガラから取った優しいスープが味わえます。藤屋のラーメンは、子どもから大人までさまざまな世代のお客さんに人気です。
佐野ラーメンがご当地ラーメンと広く認識される前からずっと、佐野にラーメンを伝えた中国人の下で麺打ちの修行を重ねた主人が、現役で皆様に手打ち麺をご提供しています。
麺は、2種類の小麦粉に卵・塩・湯などを加えた生地を7割までこねた後、2度寝かせます。機械を使わず、74年前から変わらない作り方と味を守り続けています。
スープは、豚ガラ、鶏ガラ、野菜などを煮込み、オレンジの皮で甘味を出したものです。優しい味わいで、手打ち麺によく合います。
チャーシューも自家製で、柔らかくジューシーです。
藤屋は、佐野ラーメンの伝統を受け継ぎながら、独自の進化を遂げたラーメン店です。佐野ラーメンが好きな方は、ぜひ一度訪れてみてください。
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